トモち11ヶ月。卒乳しました。
トモちもいよいよ11ヶ月。
おめでとう。
そして変化は突然に。
トモちが卒乳しました。
18日の朝、いつものように朝食後のパイパイをあげようとすると
吸おうとする素振りは見せるものの、すぐに押しのけて悲鳴をあげて嫌がるように。
「ええー！？」と思いつつ、ギャン泣きするので、パイパイを断念。
その晩も同じく。
鼻詰まりもしてるからそれのせいかな？と思いつつ。
しかし、今日になってもやはりパイパイを飲まない。
これってつまり、、、
卒乳！？
え、えー！
ぜんぜん心の準備できてないよ！！
確かに兆候？（今にして思えば）あったけどさ！
乳首で遊んだり、それなりに飲んだと思えば押しのけて乳首観察して
つまんで母乳とばし遊びしちゃったりさあ！？
でも「ともりんパイパイ！？」ていう親バカ全開な呼びかけに
いつも嘘泣き（という名の甘え泣き）して這い寄って来てたじゃない！？
どんなにご機嫌で遊んでてもあの呼びかけすりゃあ
「ぼくそれが欲しかったんだよ〜ママ〜ん＞＜」と言わんばかりに
ママにすがって来たじゃない！？
急すぎるって〜〜😭
ママ心の準備が〜〜！！！💦💦
なーんて、こんなアホみたいなことしつつ。
トモちとの思い出を振り返る。
待って。
泣ける。
新生児。
壮絶な痛みに耐えてやっと会えたトモち。
その瞬間から始まった授乳の日々。
初めて咥えてくれた喜びと感動。
「ワシってパイパイ出るんだ。」
最初の感想はこれだった気がする。
理想は3時間おき。ところがどっこい。1時間おきどころか30分おきのことも。
気づけば一日中パイパイと授乳クッションの手放せない日々。
病室からパイパイ丸出しで出そうになったこともあった。
退院後も真冬の夜中。
エアコンが暑すぎないかと思い、切ってみると寒すぎる。
つけると暑い。下げると寒い。どうしたもんか。
眠気と寒さの板挟みの中つづけた夜間授乳。
産まれた頃から相性良く、母乳を飲んでくれたトモち。
おかげで乳腺炎にもならずに済んだ。
健康にすくすくと標準のど真ん中を突き進むトモちをずっと誇りに思ってた。
飲んでるときのトモちは可愛かった。
新生児の頃は宇宙人みたいだった。夜中の薄灯の中でもわかる
黒目の瞳。薄暗な中でも何故かともちの黒い瞳だけが見えて怖かった。
大きくなるにつれてトモちの授乳時の手の癖が可愛かった。
上になってる腕を後ろにぴーんと伸ばす仕草。
ママのパイパイを掴んで「もっとでろ〜」というような仕草。
目はいつも一生懸命で、ちょっと険しい。
ちょっかい出すとたまらずニヤッと笑っちゃうトモち。
泣きたいのにおっぱい飲むトモち。でもやっぱり泣きたいトモち。でも飲みたいトモち。
何故か目をそらしながらおっぱい飲むトモち。
途中ピタッと止まってゾーンに入り出すトモち。
よくわかんないけど、本能丸出し、無防備すぎて可愛かった。
たいへんだったけど、きっと幸せだったんだと思う。
当たり前になってたし「はやく卒乳してえ〜」とか考えていたが、
思い返すと当たり前じゃなかった日々だと実感してしまった。
思い返せば思い返すほど尊い日々すぎて、そしてもう出来ない日々かと思うと
本気で泣いてしまったのだった。
旦那は涙するワシに「なーに泣いてんの」と茶化す（そういうつもりじゃないだろうけど）が、
これはもう男にはきっとわからないな。母の特権だよ。
母乳育児を自慢するつもりじゃなく、
ワシはこの約1年、母乳育児を続けてこられたことを誇りに思う。
そして、その環境においてくれた職場や周りに感謝を伝えたい。
ありがとうございます。
色々な事情でミルク育児の方もいると思うが、
卒乳はやっぱり寂しいものじゃなかろうか。
メインで育ててきた者の特権よ。
いや、母親の特権とあえて言おう。
痛みを伴う出産、そして始まる育児。
悪いけど、男にはこの涙の意味は理解できない。
でもそれでいいさ。それが正解。わかられても困る。
大きくなったねトモち。
おめでとう。
正直いうとママはさびしいけど、離乳食もなんでもモリモリ食べられるようになって
すごく嬉しいし安心したよママは。
今も鼻風邪ひいちゃったり、保育園通うようになってちょっと甘えん坊になって
セルフねんねが時間かかるようになったり、、
その分抱っこしてトントンして子守唄を歌っているとウトウトしてくれる。
そしてお布団で自分で寝てくれる。
そうか、おっぱいの代わりにママにまた新しいスキンシップを教えてくれたのね。
えらいね、自分で甘え方がわかるんだ。
寝る前のぱいぱいは習慣だったから、授乳せずの歯磨きは初めてで
なんか変な感じだったけど、これからはこれが当たり前なんだな。
大きくなってくれてありがとうトモち。
そしてお疲れ様。じぶん。がんばったね。
